菊花賞を制して、史上3頭目の無敗の3冠馬となったコントレイル(牡3=矢作)はレースから一夜明けた26日、栗東トレセンの自厩舎で静養した。
担当の金羅助手はゲートからスタンドに戻るバスのテレビでレースを観戦。「ゲート裏まで落ち着いていたし、無難に3000メートルをこなすと思ってましたけど、甘くなかったですね。折り合いを欠いているように見えたし、直線では“アカン…”と思ったけど、よく凌いでくれました。ホッとしてます」と愛馬に感謝した。
レース後は午後7時頃に帰厩。「初めてあんなに厳しいレースをしたので、さすがに疲れてましたけど、今のところ脚元のダメージはなさそうです」と安どの笑みを浮かべた。次走は未定だが、29日に鳥取の大山ヒルズに放牧に出る予定。「この後は古馬とやっていくし、少しは挑戦者という感じで行けるのかな」と気持ちを新たにしていた
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