トッテナムは11日のプレミアリーグ第31節でマンチェスター・ユナイテッドに敗戦。FWソン・フンミンは試合後に目を潤ませた。英『ミラー』が伝えている。
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場を目指すトッテナムにとっての大一番。序盤から激しくぶつかり合った両者だが、勝利への執念を見せたソン・フンミンが前半40分に先制点を決める。しかし、地力の差を見せつけるユナイテッドに後半3得点を許し、トッテナムは1ー3の逆転負けを喫した。
7位トッテナムは欧州CL出場圏内の4位に位置するウエスト・ハムと残り7試合で勝ち点6差となった。その間に並ぶ5位チェルシーと6位リバプールとの上位争いはさらに過熱。ソン・フンミンは試合後、大一番での勝利を逃したことに「本当に残念に思う」と目を潤ませながら回答した。
「何と言ったらいいかわからない。本当にごめんなさい。最悪だ。ファンがどれほどの情熱を持っているか私は知っている」
「ゴールを決めたが、気にならない。怪我から戻ってようやく試合に出れた。本当に勝ちたかった。リードしていたのに追いつかれてしまった」
「本当に勝ちたかったんだ。何と言ったらいいかわからない」
今季は序盤からFWハリー・ケインとのコンビで得点を量産。トッテナムも一時首位に立っていたが、ケインやソン・フンミンの負傷が重なり、勝ち点を積み上げられず。マンチェスター・シティやユナイテッドの台頭を許し、年明けから上位を明け渡していた。
ソン・フンミンは現実を見据えながら、残り試合に向けて気持ちを切り替える。
「こんなに落ち込んでいるのはクレイジーに見えるかもしれない。でも、サッカーは結果がすべてなんです。勝った場合は最高だけど、負けたときは2、3日は落ち込んでしまう」
「ポジティブに行こうというのはいつだって簡単だ。でも、シーズンをうまく終えたい」
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