東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が女性に対して不適切な発言をした問題で、組織委が理事と評議員を集めた緊急会合を開催することを決めた。事態への対応策と再発防止に向けた取り組みについて協議する予定で、１２日に開く方向で最終調整している。
関係者によると、会合では森会長が経緯を説明して謝罪し、発言を撤回したことを報告する見通し。理事や評議員から意見を募ったうえで、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）が掲げる男女平等や多様性を重視する考え方を全体で共有していくことを再確認する。
森会長の発言を巡っては、大会のボランティアや五輪聖火リレーの辞退者が相次いだり、海外から多くの批判が寄せられたりしている。組織委は幹部職員に加えて理事、評議員も交えた会合を開くことで、再発防止に向けた強い決意を表明したい考え。
ＩＯＣは森会長の謝罪と発言の撤回を受け入れる意向をすでに示している。組織委は、１５日からＩＯＣとの事務折衝が行われることもあり、その前に対応が必要と判断した。
からの記事と詳細 ( 森会長の発言巡り五輪組織委が緊急会合、１２日開催で調整…再発防止策など協議 - 読売新聞 )
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