小松市軽海町の村中製菓は、食べられるひな飾りとして「ひな人形まんじゅう」を発売した。紅白のまんじゅうにおひなさまやお内裏さまの絵を可食インクで描き、箱詰めした。ひな人形を飾る家庭が減る中、手軽に楽しんでもらおうと考案した。
まんじゅうはこしあん入りで、ほかに三人官女や五人ばやしなどを愛らしいタッチで描いた。ひし餅やゼリーなどもあり、計20個の菓子が詰められている。菓子箱は立てて飾れる。
同社は昨秋、食品に絵を印刷する機械を導入した。今回の商品は同市木場町の商品企画会社の藤田愛二(まなぶ)代表(51)と協力して開発し、ひな人形の絵は藤田代表が手掛けた。
村中祥人社長(55)は「新型コロナウイルス禍で暗い雰囲気の中、かわいらしいまんじゅうを飾って晴れやかな気分になってほしい」と話す。1箱4330円(税込み)で、限定20箱を販売。3月2日まで、午前9時〜午後5時半に電話で予約を受け付ける。(問)村中製菓0761(47)4043
(坂麻有)
関連キーワード
からの記事と詳細 ( 飾る? 食べる? 迷っちゃう 小松・村中製菓が発売 ひな人形まんじゅう - 中日新聞 )
https://ift.tt/2O4WqaA
0 Comments:
Post a Comment