
【ソウル=建石剛】朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省報道官は12日、日本の水産庁の漁業取締船と北朝鮮の漁船が衝突した7日の事故に関し、「日本が我々の漁船を沈没させた」と主張し、損害賠償と再発防止策を講じることを日本政府に求めた。北朝鮮が事故に言及するのは初めてだ。
報道官は、日本の政府とマスコミが衝突の原因が漁船にあると「世論を誤った方向に導いている」と批判したうえ、漁船が「朝鮮東海(日本海)の水域で正常に航行していた」と主張した。さらに「日本は船員たちの生命を脅かした今回の事件の責任から絶対に免れられない」と断じた。
また、報道官は「このような事件が再び発生する場合、日本が望まない結果を招くことになる」と警告した。
2019-10-12 12:17:00Z
https://www.yomiuri.co.jp/world/20191012-OYT1T50250/
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