北朝鮮が射程600㎞の弾道ミサイル3発を発射実験。低軌道ミサイルで迎撃しにくいタイプだという。
トランプ大統領は「小さなミサイル」発射、核実験もしていないので問題にしないと発言。
ここにアメリカの本音が凝縮している。射程600㎞では、米国の脅威にはならない。米国の脅威は8000㎞超のICBM(大陸間弾道ミサイル)で核弾頭付きのもので、それ以外は取引として容認するというのだろう。
一方、韓国の立場から見ると、38度線から釜山まで500㎞余りだ。国土すべてが、このミサイルの射程に入ることになる。文大統領はどう対応するのだろうか?
北朝鮮ミサイルの射程が1000㎞超になったら、日本の関西地方もその到達領域になる。さらに日本全土も。こういう現実を見据えて、日本の防衛政策を語らなければならない。
「そんなことないだろう」と思考停止をするのが、安全保障の最大の障害だ。
「最悪に備えて、楽観せよ」これが危機管理のイロハだ。つきつめると敵基地攻撃能力や “核”問題にゆきつく。
都合の悪いことは、ふれないという発想から、日本も卒業すべき時が来た。
考えたくないことでも国民と共に考える時だ。
2019-07-27 07:51:00Z
https://blogos.com/article/394093/
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